診療案内 SERVICES
一般眼科
- 目に痛み、かゆみ、違和感がある
- 目が充血している
- ドライアイ / ものもらい / 眼精疲労 など
目は、生活に欠かせない大切なパーツです。近年ではスマートフォンやパソコン、ゲーム等で目を酷使する人が多く、気づいたときには重症化していることも少なくありません。目に違和感を覚えたり、痛みや乾きを感じることがあれば、早めにご来院ください。
白内障
- かすんで見える
- 光がまぶしい
- 色の違いがわかりにくい など
目の中で外部からの光を集めてピントを調節するレンズのような働きをしている部分を、水晶体といいます。白内障になると、この水晶体が白く濁って視力も低下してしまいます。原因はいくつかありますが、年齢を重ねるにつれて起こりやすくなります。
初期の段階は点眼治療で進行を抑えることができ、進行している場合は手術で視力の回復をめざしていきます。当院ではすぐに普段の生活にお戻りいただけるように、日帰り手術にも対応しております。
緑内障
- 視野が狭くなった
- 視力が低下してきた など
目の情報を脳に伝える視神経が傷んで、視野が狭くなる病気を緑内障といいます。
40歳以上に多い病気で、悪化するまで自覚症状がほとんどないために、定期的な検診を受けることが早期発見に重要です。眼圧を下げる目薬で進行を遅らせることができます。
糖尿病網膜症
- 視力が急激に低下した
- 視界に黒いカーテンのようなものが見える など
糖尿病によって高血糖のままでいると、網膜の血管に負担がかかって変形・出血し、視力にまで悪い影響を及ぼすことがあります。 糖尿病の合併症であり、初期段階では自覚症状がほとんどないため、糖尿病とわかったら定期的に眼科検診を受けることが重要です。
まずは患者さまのかかりつけの内科医師と連携をとって血糖コントロールを行いながら、糖尿病の治療を進めていきます。血糖値が下がると、網膜症の進行も抑えられるようになります。症状が進行している場合は、網膜光凝固術や硝子体手術を行うこともあります。
飛蚊症・網膜はく離
- 糸くずや黒い虫のようなものが動いて見える
- 大きな影のようなものが見えるようになった
硝子体が濁ることで、実際には目の前にないものが見える病気です。常に目の前に蚊が飛んでいるように見えるため、飛蚊症とも呼ばれています。人によっては黒い糸くずやスス、輪などが飛んでいるように見えます。考えられる原因は先天的な要因、ストレス、後部硝子体剥離、網膜裂孔、網膜剥離などさまざまです。
たいていの場合、経過観察だけで問題ありません。ただし、網膜裂孔や網膜剥離などが原因となっている場合は、レーザー治療や硝子体手術を行います。
黄斑疾患(加齢黄斑変性症など)
- 視界が歪んで見える
- 視野の中心が暗く見える
- 色を見てもわかりにくい など
見るために重要な役割をしている、網膜の中心の黄斑に異常が起こる病気です。
加齢黄斑変性は、「滲出型」と「萎縮型」に分けられます。滲出型は新生血管が広がって網膜にゆがみを引き起こします。萎縮型は網膜の細胞と脈絡膜が少しずつ死滅・変形して起こります。
滲出型の場合は、新生血管の広がりを抑えるために薬物を投与したり、レーザーを照射する治療を行います。
萎縮型の治療方法は現時点では残念ながらありませんが、進行を遅らせることは可能です。
網膜硝子体疾患(日帰り手術対応)
- 黒い点や墨を流したような影が見える
- 見ようと思うところが見えにくい
- 物がゆがんで見える
硝子体(しょうしたい)は眼球の中身の大部分を占めており、透明なゼリー状をした組織です。
硝子体が出血したり濁りがあると、視野や視力に影響します。実際よりも暗く見える、ゆがんで見える、小さな点が常に見える、視力が落ちるなどのトラブルにつながります。
加齢による変化で心配ない場合もありますが、網膜剥離や黄斑前膜など、手術が必要な病気のこともあります。また、当院では硝子体注射も行っておりますので、最短当日での治療も可能です。
詳細については当院へお問い合わせください。 少しでも違和感を感じたら放置せず、ぜひお早めにご相談ください。
眼鏡・コンタクトレンズ処方
- 眼鏡やコンタクトレンズを新しく作りたい
- 使っている眼鏡やコンタクトレンズが合わなくなってきた
- 眼鏡からコンタクトレンズに変えたい
眼鏡を使えば、近視や遠視、乱視などを手軽に矯正することができます。
その一方で、度数や使用状況に合わない眼鏡を使っていると、視力の低下や眼精疲労、肩こりなどの症状が起こりやすくなります。今まで使ってきた眼鏡が見えづらくなってきた、老眼用の眼鏡を検討したいなど、遠慮なくご相談ください。眼科の処方箋に合わせて眼鏡を作ることをおすすめしております。
また、コンタクトレンズは眼球を覆って装着するため、目に合わないものや不衛生なものを使うと、眼病などのトラブルや視力の低下を引き起こす恐れがあります。
まずは目の状態と視力を丁寧に確認して、お一人お一人に合うものをご提案いたします。
コンタクト検診・処方箋の発行は保険診療が可能ですので、保険証をご持参ください。コンタクトレンズは初めてという方も、お気軽にどうぞ。
小児眼科 /弱視・斜視
- 赤ちゃんに目やに・涙が多い
- お子さまがものを見るときに目を細めたり、頭を傾けたりする
- 片目の視線が内側や外側を向いている
斜視弱視の治療は、定期的な通院が必要なため、母子ともに根気のいる治療になります。
通院の負担を考え、なるべく近くの眼科医院に通うとよいでしょう。
赤ちゃんが生後間もない時期からずっと涙や目やにが出ている場合は、先天性鼻涙管閉塞の可能性があります。生まれつき鼻涙管の鼻への出口に膜が張っているために起こる病気です。
当院では、①点眼薬での治療 ②涙管に生理食塩水を通すテスト ③膜を開けるブジー処置 の3段階をとっております。 処置時に泣いてミルクを吐き出してしまうことがあるため、授乳後2時間を経過したあたりでご来院ください。 赤ちゃんの状態によって、診察、検査に時間がかかることもありますので、お時間に余裕を持ってご来院ください。